『対話劇』Interview① 香村泉希

『対話劇』出演者インタビューは主演・エミ役の香村泉希(こうむら・みずき)さんです。

(聞き手:坂本樹)

ーーーよろしくおねがいします。自己紹介をどうぞ。

香村泉希です。すに濁点の方のみずきです。埼玉大学の2年生です。Petit French Kissというサークルに所属しています。

ーーー今回の脚本を読んだ時の感想は?

対話劇というタイトルから、きっといっぱい話すんだろうな~と他人事のように思ってましたが‥‥。予想の斜め上をいく台本でした笑。
アメリカ?!60年代?!なんじゃこの台詞、くっそムズいやん?!って感じでした。

ーーー難しさを感じたポイントは。

台本を読むだけでは伝わらない感情がこの作品には多いように感じました。実際読んでみないとわからない気づきや修正点が多く、その点も意識しながら稽古してます。
過去で一番台本読み込んだかも知れません笑

ーーー今回、香村さんが演じるエミとはどんな役ですか?第一印象なども聞かせてください。

もがくように生きてる、生きようとしている、そんな人だと思います。強さと弱さを併せ持つ、凄く人間らしい人です。あと、私は子供っぽい役をあてられることが多いので、母親役と聞いてめちゃくちゃびっくりしました。

ーーー確かに香村さんがこの手の役を演じることって珍しいですね。普段と違うタイプの役を演じる上での難しさはありますか?

今までに演じた役は感情をはっきり表に出すことが多かったんです。怒るときは怒るし、嬉しいときは嬉しいし…みたいな。一方で今回は感情に蓋をして、そこから溢れ出す…みたいなアプローチが必要で、そこが難しいところですね。

稽古場での香村さん

ーーー宣伝文には「また、あなたと話がしたい」という言葉があります。あなたがまた話したい人っていますか?

昔の友達に会いたいです。幼稚園時代の友人、小学校、中学時代の友人、高校時代の友人。しばらく連絡もとれてないので、久しぶりに話したいです。

ーーーもし話す機会があったら何を話したいですか?

習い事の話したいですね。ピアノと人形劇やってたんですけど。

ーーー最後に意気込みをどうぞ!

小さな喫茶店で起こる、二人の小さな対話劇。設定こそ突飛かもしれませんが、そこで交わされる言葉と感情は、どの時代でも、どこの国でも共通のものだと思います。どうぞ、お楽しみに!

ーーーありがとうございました!


『対話劇』
快晴プロジェクト#1
▷作・演出
長谷川浩輝(快晴プロジェクト)
▷出演
香村泉希(Petit French Kiss)
山口もね(街の星座)
松塚道顕(実験劇場)
磯尚太郎
阿部えれに
▷御予約(香村扱い)
http://ticket.corich.jp/apply/97281/009/

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