『ビューティフル』Interview①

『ビューティフル』出演者インタビュー、宇野工太郎役の磯尚太郎(いそ・しょうたろう)さんです。
(聞き手:坂本樹)

ーーーよろしくお願いします。自己紹介をどうぞ。

快晴プロジェクト劇団員、東京大学4年の磯尚太郎です。#1に続いての出演です。

ーーー脚本の印象は

戦争物ということで重い話かなと予想していましたが、案の定かなり重いシーンがある。でもどこか爽やかなテイストが好きです
 最後のシーンは特に印象的でした。人生のにがさというか、そういうものが詰まっていると思います。

―――工太郎という人物がかかえるものについて。

 「夢」とか「理想」ってもちろんそれ自体は素晴らしいものだと思うけど、同時に自分を縛る枷でもあるわけで。どこかのタイミングでそれを燃やす必要性は感じているのかな。
稽古場にて。手前が磯さん。

ーーー役について。

人生に悩む25歳。夢、仕事、恋愛、結婚…という色んな問題に挟まれる頃。他人事じゃないなと思います。今年23なのであと2年。

ーーー最近何かあったの?

それは内緒で笑

ーーー工太郎から見た家族とは

この話には、曾祖母という言ってしまえば人生の最初の十数年で死んでしまった人と、真緒(恋人)や菜々子(妹)みたいな同じ世代の人がいるんですよね。
曾祖母の言葉だったり考えは、親とはまた違う形で工太郎に影響を残している。その距離感が興味深いです。
 

ーーーあなたの身近にある戦争体験を聞かせてください。

戦争体験、とはズレるかもしれませんが、「休戦」中の韓国人の友人の兵役談などを聞くと、戦争は思うより今の我々の近くにあると驚かされます

ーーー最後に意気込みを。

多くの皆さんに見ていただきたいです。頑張ります!


磯尚太郎(いそ・しょうたろう)
2019年3月 #1対話劇に出演。
その後快晴プロジェクトに加入し現在に至る。
主宰の長谷川とは高校演劇部の同期。
現在、東京大学4年

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